長崎本舗について

伝統と技の継承、
そして革新の物語

カステラの本場長崎の地で、伝統の製法を守りながら常に新しい味の探求を怠らない。
そのテーマを長年にわたり追い求めきた長崎本舗のカステラづくり。
上質な素材を探し求め、職人の技を継承しながら手焼きにこだわり続けた70年。
400年に渡る長崎カステラの歴史を新しく彩る本場の味、それが長崎カステラ糖庵です。

カステラづくりの礎をつくった男

医師を志し、長崎大学医学部に合格した経験をもつ浅田要三により、「日の出製パン所」として創業。
その後「有現会社 日の出製パン」「有限会社 日の出食品」として法人化される。 ここで培った技術はのちのカステラづくりに息づいている。

長崎本舗の誕生

1963年頃から本格的にカステラづくりの研究をはじめる。 工場では毎日気温、湿度を測って水分、泡立ち具合などを調整。 知人の大学教授の研究室にも足しげく通い焼き方に科学的な手法を用いる。 当時は「伝統の味の押しつけだけはやりたくない」といろんな条件で焼いてみては分析、試行錯誤の連続で カステラ専門店「長崎本舗」を誕生させる。

長崎から全国へ広がるカステラ

昭和57年、長崎の代表的なカステラメーカー、十数社による「カステラ日本一」が開催され、 当時は全く無名であった「長崎本舗」が見事トップ賞に選ばれる。 従来職人の勘に頼っていたカステラ製法に科学的なデータを取り入れたカステラづくりが認められた瞬間であった。 食品学会の会誌に発表され、NHKの「話題の窓」で現場取材の様子が2度にわたり放映される。 九州内の空港などへの販路も拡大していく。注1:「カステラ日本一」は長崎県内販売店にて開催されたコンテスト名です。

観光客のお土産

本社工場を西彼杵郡与町へ移転。手焼きの手法を守りながら、受注拡大に伴い生産体制を整えていく。
高速道路のサービスエリアに訪れる観光客のお土産としても認知されていく。

三笠宮家へ献上される長崎本舗のカステラ

本場長崎のカステラより「三笠宮家」へ献上という大変な名誉を授かることとなる。 創業者である浅田要三が吟味に吟味を重ねた選りすぐりのカステラのみをご持参。 以後数年間長崎本舗のカステラが献上される。

伝統の技を受け継ぐ男

草野 保徳が代表として新たなる長崎本舗の門出を迎える。 工場を西彼杵郡時津町へ移転。その後現工場へ新築移転する。 当時の甘さ控えめの傾向に対応し、伝統的なカステラづくりを守りながらも材料の総量を変えずに甘さを抑える製法を当時相談役となった創業者浅田要三と確立させていく。 カステラ専用の卵や、カステラのしっとり感をだす決め手となる水飴を全国を求め歩き麦芽水飴を探し出す。

豊臣秀吉に献上したといわれるカステラ

「長崎のカステラは1952年(文禄)春、豊臣秀吉が肥前唐津名護屋の城に止まっていた時に、 長崎の人・村山等安が「珍しき南蛮菓子なり」と言って献上したことに始まるという・・・」                                 「長崎菓子面白話」より抜粋
長崎歴史文化協会理事長 越中哲也先生の本に出てくる村山等安のストーリーより 長崎本舗が目指す新しいカステラとして「長崎カステラ糖庵」という新ブランドが誕生。 歴代受け継がれてきた職人の味を伝えるべくパッケージを新たにリニューアルし、 更なるカステラづくり探求へ物語は続いていく。

全国のお菓子人気ベスト10入り

2008年姫路にて開催された全国菓子大博覧会の会場において 全国の有名銘菓が集まる中、長崎カステラ糖庵が見事人気ランキング8位を獲得。 長崎カステラの中では「糖庵」が唯一全国お菓子人気ランキングベスト10に入る。味も高く評価され「職業能力開発局長賞」を受賞。

長崎出身 福山雅治主演 「龍馬伝」に湧く長崎

この年、NHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送される。 長崎出身の歌手で俳優の福山雅治さんが主演、龍馬ゆかりの地 長崎でのロケも行われたことにより、「龍馬ブーム」が起こる。 2002年長崎龍馬会とのコラボで誕生した、「龍馬が愛した長崎かすていら」も脚光を浴びる。 このカステラは、日本で初めて新婚旅行をしたと言われる龍馬とお竜さんがお弁当代わりに 道中仲良くちぎって食べたといわれるかすていらを再現、あえてカットしていない商品として作り上げた。